庭をガレージに変えて、いつでもどこへ行くにも安心。

ご無沙汰いたしております。フジイです。frog
気が付くと2016年も残りあと10日。

今年1年ケアリフォームブログを全く更新しないまま本日を迎えました。
反省の気持ちでいっぱい!です。sweat 申し訳ありません!

今年もいろんなお客様と出会えました。
その中から年末ですが、一つ施工例をご紹介します。

年配のお母様お一人暮らしのお家の庭を、ガレージに変えた事例です。

前道が3m10㎝ほどしかなく、同じ区内に住む長男さんご夫婦が車で来られたら、
駐車場がなく、前道に車を停めると他の車が通れません。

足元に不安のあるお母様には車がますます必要な状況で、
駐車場を借りるにも、近くに空きの駐車場がなく、
コインパーキングも少なく、遠いのです。

そこで、家の前の庭をガレージに変えることになりました。

施工前の写真です。

右のバイクの停まっているのが、お母様のお家。
左側は扉1枚でつながる次男さんのお家です。

このお庭をガレージに変えました。

施工後の写真です。

お庭がなくなったことで、道路に面した窓が不用心に感じられたので、
面格子を取り付けました。面格子は長男さんが乗っておられる車のミラーが
当たらない高さで付いています。

次男さんのお家の窓は掃き出し窓でした。

この窓はもっと防犯上気になるのと、この窓から外に出られることがないとのことで、
アルミの格子でスクリーンを建てました。

スクリーンの前にはサイクルポートを建てました。

また年配のお母様のために以前も下記のような手摺がついておりましたので、

今回も車の邪魔にならない場所に手摺を付けました。

本当は玄関前に段差はつけたくなかったのですが、
道路の側溝部分にあった段差を無くしたので、
その分の高さを吸収するとスロープの勾配がきつくなりすぎるため、
玄関前に10㎝程の高さのポーチ部分を設けました。

ポーチ部にある踏み石は、以前も玄関の前にあった石を使っています。

駐車場となる土間の仕上げは滑りにくさを優先して、刷毛引き仕上げにしています。

今回の工事の際、下水のマスの入れ替えやガス管を下げる工事も行いました。

もともと土管のマスが割れており、その横の側溝近くの地盤が下がっていることを
年配のお母様は相当心配されていました。

マスの入れ替え工事のお話がきっかけで、どうせ庭の一部を掘り返すのなら…と、
今回の工事に至りました。

京都にはこのお客様のように、前道が狭く、車を一時停車しずらいお家がたくさんあります。
こんな工事もケアリフォームだと思います。

そんなとこで、来年はもっとブログを更新しようと思います。
今年一年、本当にありがとうございましたblush

皆様、どうぞ良いお年をお迎え下さい。frog

投稿者プロフィール

フジイ
フジイ
建都建築部でケア(介護)リフォームを主に担当しておりますフジイです。
ケアリフォームと言っても、高齢者の方や障がい者の方のためだけでなく、新築や一般リフォームの中にもケアの視点でかかわります。
お客様のこだわりを大切に、日々が楽しくなり、心地良く、安全な住まいづくりの日々のつれづれをご紹介します。

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