注文住宅 施工事例
特殊建築北区 西都教会
木造で大開口の教会。吹き抜けの礼拝堂の真っ白な天井、荘厳な雰囲気に包まれます。
- 住所:京都市
木造2階建て。教会部分と牧師様の居住部分とに分かれています。天井の梁の材料の大きさは54cm×12cm、長さは15mもあり大迫力です。設計は、まちなかこだわり住宅を手がけて頂いた、魚谷繁礼建築研究所です。
西都教会様との出会いのきっかけ
約12年のおつきあいのある、障がいのある方のための就労継続支援事業所(知的障害者授産施設)の社会福祉法人 修光学園様で、陶芸指導をされている陶芸家 有岡進 様の方から、お声をかけて頂きました。
有岡様はご両親の代から西都教会様の信者で、旧教会のメンテナンス業者をお探しのところ、修光学園様での建都の実績をかって頂き、メンテナンス工事をさせて頂くご縁となりました。その後の約2年間、旧教会のメンテナンスをさせて頂いた後、耐震補強をご相談頂き、コスト面やタイミングなどを考慮し、建て替えの運びとなりました。
設計と施工のポイント
西大路通りに面する西都教会。木造とは思えないスケールの建物です。モダンでシンプルな教会となりました。
礼拝堂手前のスペース
正面の扉は全部開き、大開口。礼拝堂との間は扉で仕切れるようになっています。水飲み場の正面タイルは、旧教会の玄関ホールで使用していたタイルを再利用。この教会の47年の思い出がこの場所に残っています。
礼拝堂内
椅子などは幅や高さ等にこだわった、すべて特注品。照明は明るさの調整ができます。天井はイタリア漆喰。天頂部がこの礼拝堂の中心になっています。明かりの取り入れ窓からの光が幻想的で白い天井が際立ちます。天井にも60mmの断熱材がしっかりと入っています。礼拝堂壁にある4つの丸は、エアコンの吹き出し口です。この丸にこだわりがあります。腰タイルは、遥々ポルトガルから船便で届いたもので、1枚1枚結構な重さのものを丁寧に貼ってあります。
2階への階段
二階へは電動の昇降椅子で上がれます。足の不自由な方のために設置された心配りがやさしさを感じます。当然ながら、階段には手摺もしっかりついていますので、足の負担を軽減し、転倒防止になっています。南側の出窓が付いており、大変明るく、ステンドグラスのデザインも趣があります。外から建物を見た時に左側面の四角い窓の部分になります。
2階部分
2階部分は信者様のレクリエーションや集会に使えるフリースペース。少々走り回れるくらいの広さがあり、多用途に使えます。奥にキッチンもあるので、料理教室や勉強会などなど、いろいろな用途に使えます。お部屋の左側にあるドアの中には、この部屋を仕切れるパーテーションが収納されています。外観から見たときに3つの穴があるのは、船舶に使用する窓。礼拝堂のエアコン吹き出し口と同じ、こだわりの丸です。
礼拝堂につながる準備室のような部屋
入り口に工夫が凝らされていて、ちょっと隠し部屋のような、ワクワクしてしまうような空間です。
レストルーム
洗面台はシンプルでホワイト。凝った装飾や凹凸がほとんど無いスッキリとした印象です。照明のスイッチもほとんど見かけないこだわりの物。
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